ロングステイ税金相談室 【マレーシア版】

  
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人気ロングステイ先

ロングステイに適した国

ロングステイに適した国の条件といえば、
 ・治安がいいこと
 ・気候が温暖
 ・物価が安い
 ・相手国政府がロングステイに適したビザを発行していること
があげられます。
  マレーシアは日本から比較的近く、治安も良好です。 また、親日的であることでも有名です。気候は常夏の温暖な気候で、日本の花粉症の心配もありません。 物価水準は日本の約3分の一で、医療水準も高いそうです。産油国のため原子力発電所がありませんし、地震が無いことでも知られています。
  そして、何よりも取得が簡単なMM2Hという、長期滞在者用のビザを発行しているため、日本人ロングステイヤーの人気を博しています。

一番人気はマレーシア

財団法人ロングステイ財団の2015年度アンケート調査によると、全世代で滞在希望1位はマレーシアでした。30代以上のすべての世代及び全世代総合で一番人気です。

                                
年代別希望国
〜29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-64歳65-69歳70-74歳75歳〜
1 アメリカ本土 マレーシア マレーシア マレーシア マレーシアマレーシアマレーシア マレーシア
2 カナダ ハワイ ハワイ タイ タイタイタイタイ
3 ハワイ オーストラリア タイ ハワイ ハワイ ハワイ ハワイ ハワイ
4 オーストラリア タイ オーストラリア オーストラリア オーストラリア オーストラリア オーストラリア ニュージーランド
5 イギリス アメリカ本土 カナダ ニュージーランド ニュージーランド ニュージーランド ニュージーランド オーストラリア

同じく、財団法人ロングステイ財団の2015年度までのアンケート調査で、9年間連続でマレーシアが一位でした。2位がタイ、3位がハワイでした。

        
過去7年の希望国・地域の推移
順位 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
1 マレーシア マレーシア マレーシア マレーシア マレーシア マレーシア マレーシア マレーシア マレーシア
2 オーストラリアオーストラリア オーストラリアハワイ ハワイ タイ タイタイタイ
3 タイ タイ ハワイ オーストラリア タイ ハワイ ハワイハワイハワイ
4 ニュージーランド ハワイ タイ タイ オーストラリア オーストラリア オーストラリア オーストラリア オーストラリア
5 ハワイ ニュージーランド ニュージーランド ニュージーランド カナダ カナダ ニュージーランド ニュージーランド カナダ
 
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MM2Hとは

マレーシア・マイ・セカンド・ホーム・プログラム

MM2Hは、マレーシア・マイ・セカンド・ホーム・プログラム(Malaysia My Second Home)の略で、マレーシア政府が外国人に発行する長期滞在ビザです。 MM2Hビザを取得すれば10年間マレーシアに滞在することができます。10年後には更新することが可能なので、 更新する限り半永久的にマレーシアに住むことができます。

MM2Hの魅力はビザを取得してもマレーシアに滞在する義務がないことです。マレーシア滞在が具体的に決まっていなくても、取得することができます。 日本以外に長期滞在できる場所を確保する目的で取得しておくことが可能です。2011年以降は、東日本大震災を受けて日本人取得者が急増しましたが。2014年は円安の影響もあり、大幅に減少しました。

次の表は、年度別のMM2Hを取得した日本人の人数です。

    
日本人のMM2H取得者数(※)
2002 49
2003 99
2004 42
2005 87
2006 157
2007 198
2008 210
2009 169
2010 195
2011 423
2012 816
2013 739
2014 428
2015 300
2016 47

(※)MM2H centre,ministry of Tourism Malaysia
   2016年は4月まで

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MM2Hの取得条件

MM2Hの取得条件は50歳以上と50歳未満で異なります。

50歳未満

500,000リンギ以上の流動資産及び一月10,000リンギ以上の国外での収入があることを証明する財務的証拠を示すことが必要です。

50歳以上

は350,000リンギ以上の流動資産及び一月10,000リンギ以上の国外での収入があることを証明する財務的証拠を示すことが必要です。   引退された方は政府の承認のある年金基金より一月10,000リンギ以上の年金収入があることを証明する財務的証拠を示すことが必要です。(*註1)

[財務的証拠とは現金、預金、債券、有価証券、不動産又はその他の資産の形態であることが認められます。]

(以上 http://www.mm2h.gov.my から抜粋)

補足事項

MM2Hの申請には個人で行う方法とマレーシア政府公認のエージェントを通じて行う方法があります。
夫婦で申請する場合は、財産基準は夫婦合算が可能、たとえば夫名義預金が300,000リンギ、妻名義が100,000リンギであれば、合計400,000リンギで判定される。 夫婦がそれぞれ、財産基準を満たす必要はありまえん。
申請時には無犯罪証明書の提出が必要、犯罪歴がある場合は、取得できないと思われます。

  
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MM2Hの維持条件

MM2Hを維持するために満たさなければいけない条件があります。条件は、50歳以上と50歳未満で異なります。

50歳未満

300,000リンギの定期預金勘定を開設する。
* 一年を経過したら150,000リンギまでを、家屋の購入、マレーシアでの子女の 教育、医療費用などの認められた支出の為に引き出すことができます。
* 150,000リンギ以上の残額を、2年目以降このプログラムによりマレーシ アに居住期間中維持せねばなりません。   
* マレーシアで1,000,000リンギ以上の不動産を購入、保有した参加者は、その不動 産に対する支払いが完了し、譲渡証書(Grant)や土地権利証書(Land Title )などの権利書が発行されている事を条件として、基本的な定期預金150,000リンギの 規定を充たすことができます。 この金額はMM2Hの参加を停止するまで引き下ろす事は できません。


50歳以上

下記のいずれかを選ぶことができます。  
- 150,000リンギの定期預金を開設。又は  
- 政府で承認された年金基金からの(一月)10,000リンギの証拠を提示する
* 一年を経過したら定期預金で基準をクリアした人は50,000リンギまでを、家屋の 購入、マレーシアでの子女の教育、医療費用などの認められた支出の為に引き出す ことができます。
* 100,000リンギ以上の残額を、2年目以降このプログラムによりマレーシアに居住 期間中維持せねばなりません。
*  マレーシアで1,000,000リンギ以上の不動産を購入、保有した参加者は、基本的な 定期預金100,000リンギで必要を充たすことができます。この金額はMM2Hの 参加を停止するまで引き下ろす事はできません。 マレーシアで1,000,000リンギ以上の不動産を購入、保有した参加者は、その不動産 に対する支払いが完了し、 譲渡証書(Grant)や土地権利証書(Land Title)など の権利書が発行されている事を条件として、基本的な定期預金100,000リンギの規定を 充たすことができます。この金額はMM2HPの参加を停止 するまで引き下ろす事はできません。  

(以上 http://www.mm2h.gov.my から抜粋)

補足事項

マレーシアに移住しなくてもマレーシア国内に定期預金を維持しなければなりません。MM2Hを解除するまで、定期預金は解約できません。
MM2Hの申請後、仮承認のレターを入手したら6ヶ月以内に、マレーシアの移民局に本人が出向いて、本申請を行います。 本申請するためには、マレーシア国内の 銀行が発行した定期預金の証明書が必要です。 本申請の前にマレーシア国内銀行でMM2Hのための定期預金を作成して、移民局に定期預金証明書を交付してもらいます。
この定期預金はこれ以後、移民局のレターがなければ解約できません。

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MM2H取得時期は現役世代がお勧め

現役世代は収入基準をクリアーするのは比較的容易ですが、リタイアしてから一月10,000リンギ以上の収入を証明するのは年金収入だけでは難しくなります。 収入があるうちに取得する人が多いのも事実のようです。

取得してもすぐにロングステイする必要なし

MM2Hはとりあえず取得しておいて、マレーシアに長期滞在するかどうかは後から考えるという考え方もあります。 MM2Hの有効期間は10年ですが、日本のパスポートの書換えのタイミングでマレーシアのMM2Hセンターで 手続きする必要があります。

補足事項

例えば有効期限2020年のパスポートを使用してMM2Hを2013年に取得した場合、MM2Hの有効期限は2023年ですが、2020年にパスポートの期限が切れるため、 その前に、あらかじめ日本で新パスポートを取得しMM2Hビザが添付された旧パスポートと新パスポートをマレーシアのMM2Hセンターに持参して、 新パスポートにMM2Hビザを移す必要があります。 2020年にパスポートが切れたままMM2Hの移行をしていない場合には、MM2Hが失効する危険があります。

昨今の円安リンギ高により、現役を引退した後は、一月10,000リンギ以上の国外での収入条件を満たすことが難しく感じる希望者が多くなったようです。 現役世代の子供をMM2H取得者として、両親を帯同する形をとっても子供はマレーシアに居住する義務は無く、両親がロングステイすることができます。

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日本のカントリーリスクをMM2Hでヘッジする

富裕層でなくとも、MM2Hを使って富裕層並みのリスクヘッジを目指す。

富裕層は日本のカントリーリスクを意識して、海外に複数の拠点を持ち、資産を分散させています。 富裕層と同じことは出来なくても、せめて日本以外の1カ国目としてマレーシアを選択してみる。MM2Hは富裕層でなくても手が届きます、 シンガポール、オーストラリアなどの投資家ビザは諦めざるを得なくても、MM2Hならば狙い目といえるでしょう。経験上、人気のビザは取得条件が厳しくなったり、 廃止されることがあります、取れるうちにとっておくことが大切かもしれません。

いざという時に日本以外にも合法的に住む場所を確保できている安心感は、なかなか得られるものではありません。日本で生活しながらMM2Hを取得しておくことで、 ハイレベルのリスクヘッジになります。

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©Tanaka Masao 2016